世界196カ国の総人口73億人と言われていますが、幸せな人生を送っている人と、不幸な人生を送っている人の割合はどのくらいなのでしょうか。先進国で超VIPな人生を送っている人もいれば、明日食べるものさえ十分に与えられていないという貧しい生活を送っている人もいることを考えると・・幸せな人 : 不幸な人は 6 対 4くらい??
幸せは、何で判断すればよいのでしょうか。
今日は「幸せの定義」についてお伝えします。
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目次
幸せは物質ではなく心で感じるもの
幸せは、目に見えるものではなく、物質で図れるものでもありません。
それぞれが、心の中で感じる「思い」でしかないのです。
感じる人の心によって、幸せと感じる人もいれば不幸と感じる人もいます。
人は、「お金持ちになりたい」とか、「豪邸に住みたい」とか、「社長になって地位や名声がほしい」とか、様々な願望を持ちますよね。
それは、お金持ちになったり、地位や名声を得ることが出来たら、きっと「幸せを感じるに違いない」と思うからです。
欲しいのはその事実や物質ではなく、その先にある「幸せを感じるマインド」が欲しいということなのです。
お金持ちになったら幸せになれる?
では実際、お金持ちになったら幸せになれるのでしょうか。
地位や名声を得たら心から満たされるのでしょうか。
答えはNOです。
豪邸を建てたときは満足しても、しばらくすると満足感は薄れ、次の願望が出てくる。
コレが欲しい、あれが欲しい・・と人間の欲は尽きることがありません。
物質が幸せを約束してくれるわけではないのです。
では、貧しい生活を送っている人は不幸でしょうか。
答えはNOです。
決して不幸を感じているとは限りませんよね。
家族で助け合って、分け合って食べる幸せを心から感じ、毎日を最高に幸せな感情に満たされながら生活しているかもしれません。
人間の幸、不幸というのは、その人の「心がそのように感じる」という現象に過ぎないのです。
では、幸せになるにはどうしたら良いのでしょうか。
幸せなポリアンナに学ぶ♪
私が小学生だった頃、夏休み特集でテレビ放送していた世界名作劇場を見ました。
それは「幸せなポリアンナ」というストーリーでした。
かれこれ40年位大昔の話ですが😅、今でもすごく心に残っています。
両親を亡くしたポリアンナが、親戚の家に住むことになるのですが、そこで数々の困難な出来事に遭遇するんです。
でもポリアンナはどんな逆境にあっても、亡くなったお父さんから教わった「良かった探し」をするんです。
良かった探しというのは、どんな辛い事柄からも「良かった」と思えることを探すこと。
ポリアンナに用意された部屋は、とっても狭くて暗い屋根裏部屋でした。
そんなひどい現実の中でも、屋根裏部屋にある小さな窓から見える景色に大喜びをするのです。
そして「こんなステキな景色が見える部屋を与えてくれてありがとう!!!」と意地悪な親戚に心から感謝します。
ある時は、ポリアンナにプレゼントが届いたのですが、包みを開けると松葉杖でした。
全然欲しくないプレゼントです。
それでもポリアンナは、松葉杖を使わなくていい足に感謝して「それを気づかせてくれてありがとう!!!」とプレゼントに喜びながら感謝するのです。
ポリアンナの「良かった探し」は、周りの人の心を幸せにしていきます。
意地悪だった親戚も、そんなポリアンナに心を動かされていきます。
ポリアンナはどんな時でもいつもいつも幸せを感じているのです。
小学生だった私は、そんなポリアンナの生き方にとても衝撃を受けました。
自分の心の持ち方一つで、見る世界はガラッと変わるということを夏休みの名作劇場から学びました。
どんなときでも、感謝や幸せを感じることが出来る人は、その感謝の波動が幸せの未来を次々と引き寄せるのです。
リフレーミング
ポリアンナのように、物の見方を変える方法をNLPの心理学では「リフレーミング」と言います。
今までの見方とは、全く別の角度から物事を見ること。
見ているフレームを変えて、別のフレームで見方を変えるということです。
例えば、砂漠を旅しているときに、あなたの水筒の中のお水は半分だったとします。
その時、あなたは「もうお水は半分(しか)ない。」と絶望を感じるか。
それとも「まだお水は半分(も)残っている♪」と希望を感じるか。
同じ半分のお水に対して、見るフレームによって絶望にも希望にもなるのです。
リフレーミングして物事を見ることで、失敗は学びの機会に変えられ、挫折や逆境は、成功のためのチャンスに変わります。
幸せな人がやっているたった一つのこと
幸せな人は、常に感謝の心を持っています。
ありがとう。良かった。嬉しい!
幸せ!と常に感謝の気持ちにあふれています。
例え、他の人から見ると不幸にしか見えないような現状だとしても、本人は幸せを感じているのです。
どんなときでもその中から感謝を見いだしているからです。
幸せは足元にある
あるところに一匹の金魚がいました。
金魚は水槽の中で、スイスイと気持ちよく生活しています。
金魚は、ある時ふと思うのです。
「水槽の外に出たいなあ。
きっと水槽の外に出たら、幸せが待っているに違いない。」
その日から、水槽の中で不満ばかりを思うようになりました。
餌をもらっても、お水をきれいにしてもらっても、ずっと不満を感じています。
水槽の外は良いなー。
早くこんな水槽から逃げ出したい。
ある時、金魚はジャンプして水槽の外に飛び出すことに成功しました。
金魚は、念願の水槽の外の世界に出ましたが、息ができず、もがき苦しむ事になってしまいました。
そして金魚は気づくのです。
水槽の中で、自由にスイスイ泳ぎ回っていた日常が、どれだけ幸せなことであったのか。
水槽の中での当たり前の日常がどんなにありがたいことであったのかということを。
幸せは、実は当たり前の日常の中にこそあるのです。足下にあるたくさんの幸せに気づかず、無いものばかりにフレームを向けて、愚痴を言っていたら、発する波動はマイナスなネガティブ波動です。
どんなに願望を叶えようと強く願っても、満ち足りていないという思いが引き寄せる未来は、満ち足りない世界なのです。
もしあなたが今、とってもツライ状況にいるとしたら、是非見るフレームを変えてリフレーミングしてみましょう。
そしてそのツライ中で、気づかなかった感謝を見つけてみてください。
感謝を見つけることが出来ると、どんなときでもリフレーミングしてポジティブな波動に書き換えることが出来ます。
感謝しましょう
人は、ありがたい!!嬉しい!幸せだ!!という満ち足りた幸せな感情でいる時、右脳を最も刺激すると言われています。
幸せになるには、右脳を使うことが大切なんです。
幸福を感じている人ほど、右脳が活性化されていることが、すでに解明されています。
そして最も宇宙の波動に近づくのがこの感謝の波動なのです。
辛いこと、悲しいことが起こったとき、嘆いたり、文句を言ったり、泣き言を言うと、そのネガティブな波動がネガティブな未来を引き寄せます。
今日からは、感謝の波動で望む未来を引き寄せましょう。
起こる全てのことを受け入れて、
「この逆境は私を成長させてくれる。」
「今まで気づかなかった幸せに、気づかせてくれるきっかけになった」
「気づかせてくれてありがとう」と感謝するのです。
その満たされた感謝の波動が、満たされた未来を引き寄せるのです。
失敗する引き寄せって?
仮に、願望ばかりで「お金が欲しい」「こうなりたい」「ああなりたい」というだけの思いで引き寄せの法則をしたら、望む未来は引き寄せられるでしょうか。
答えはNOです。
全くうまく行きません。
その願いの裏には「お金が欲しいけど、今は無い」「こうなりたいのになってない」という満たされていない波動になっているからです。満たされていないマイナスの波動が引き寄せるのは満たされない未来です。
まずはすべてを受け入れ、その中から感謝を見出しましょう。
ぜひポリアンナのように「良かった探し」を習慣にしてみてください。
感謝のあとに、願望を強く願いましょう。優先順位は、必ず感謝が先です!
そうすることで、あなたは確実に、満たされた未来を引き寄せることになるでしょう。
感謝の仕方のポイント
では、具体的にどのように感謝をすれば良いのでしょうか。
チャレンジしてみてください。簡単です。
- 感謝すべき事に感謝する。
- 感謝できない事へも感謝する。
- 未来を感謝する。
感謝することに慣れていないと、はじめは難しいと感じるかもしれません。
1.の感謝すべきことに感謝出来るようになると、
次のステップである、2.の感謝できないことの中からでも感謝を見いだせるようになります。
そしてそれが出来るようになると、次のステップ3.未来に感謝できるくらいに、自分の中の潜在意識の力、大いなる無限の財(たから)を信じることが出来るようになるのです。信じるからこそ、未来に感謝出来るのです。
ぜひやってみてくださいね。
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まとめ
- この世には幸せも不幸せも存在しない。どう感じるかはあなたの心で決まる。
- 「良かった探し(リフレーミング)」は、自分の心を満たし、周りにも幸せを与える
- 幸せは当たり前な日常の中にこそある。
- 愚痴や文句は運を消し、感謝は福を呼ぶ。
いかがでしたか。
幸せな未来を創るのは、すべてあなたの心です♪
今日から人生大逆転させましょう!
是非、幸せマインドで、希望の未来を引き寄せてくださいね。
次回は、「言葉の持つ威力」についてご紹介したいと思います。
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